CabaretM1-erotica-

・[ありすの冒険](2/16)
選択肢によってストーリーが変わる選択型小説です。
(どうしよう、困っちゃったな……)

ありすは辺りを見渡して小さく溜息を吐いた。
どうやら道に迷ってしまったようだ。

じりじりと照りつける太陽。わんわんと煩いくらいにセミが鳴いている。
学校は夏休みで、両親にお遣いを言い渡されて、田舎のおばあちゃんの家まで行くところだった。


(何度も来たことがあるから、大丈夫だと思ったんだけどなあ)

いつもは両親と一緒なので、ただあとを着いて来ただけなのだ。
いざ一人になってみると、覚えているはずの道がさっぱりわからない。
駅を降りてしばらく歩くとありすはすっかり迷子になってしまった。

どの道を行けばよかったのか……
どこの角を曲がったんだったか……

田舎道には目印になるようなお店や、建物が少ない。
どれも似たような田んぼ道と民家ばかりで、ありすはほとほと困ってしまっていた。


(……それに、この服)
ありすはしきりに背後を気にしている。
お母さんに着せられたワンピースが恥ずかしいのだ。

おばあちゃんがありすのために送ってくれたそれは、真っ白でフリルのたっぷりついたワンピース。
可愛いけれど、高校生のありすには少し子供っぽい。
それに、ちょっと小さくて胸がはちきれそうに苦しいし、スカートがとても短いのだ。
太股の半分が隠れるかどうかというフレアースカートでは、風が吹いたらめくれてしまいそうで落ち着かない。
おばあちゃんはありすがどれだけ背が伸びたか、よく分からなかったに違いない。


(とりあえず、道……どっちだったかなあ)
ありすは顔を上げて首をかしげた。
目の前にはT字路がある。どちらに行ったらいいだろう?


→ 右へ曲がる
→ 左へ曲がる
→ 駅に戻る

- 125 -
前n[*][#]次n

/16 n

⇒しおり挿入

⇒作品艫激rュー
⇒モバスペ脾ook


[←戻る]